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えっ？
少し驚いた大祐が、思わず目の前の医者に視線と戻すと、そこには苦笑と
微笑みをない交ぜにした笑顔がある。
「年齢的にもまだお若いですし、症状から考えてみても、ちょっと衝撃が
大きくて一時的に自律神経が乱れたのではないかと思います。
それとたぶん体のダルさは、そのショックから気力が萎えているのと、
昨日からの睡眠不足が影響しているかなと思うんですね。
ですので、まずは一度きちんと彼女さんとお話をされることをお勧めします。
その上でまだ症状が出るようでしたら、もう一度受診されてください」
それからで十分かと思われますので。
医者の言葉は丁寧で、決してバカにされたとは思わなかった。
だが、やはり又してもトンマをやらかした事は明らかに分かる。
あぁーあ、また誰にも言えないアホな事をやっちゃったな。
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