新井君と佐伯先生

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 卒業式後だからって、ここは学校で、他の生徒も居る…分かってんのに、やめらんない。とにかく気持ち良くって、イきたくなくて、でもイきたくて…何が何だか分からなくなってくる。 「あ、らい…!」  縋る声に考えてた事を吹っ飛ばして佐伯を見れば、こっちに顔を突き出して口を開けていた。なんて顔してんだ…!このエロ教師!  蕩けた目で求めるように開けられた口を、俺の唇で塞いでやる。途端に絡みついてきた舌が強引で、佐伯ってエロい事してる時は結構積極的なんだなって驚いた。  ラストスパートをかければ、ゴールは目の前だ。貪るようなキスをしながら、ちんこを扱きあげる。ああ、やばい、イく…! 「ふッ、ぅ…!」 「っは、ぁ、んん ーーーッ!」  今までよりも強めに力を込めると、俺の腰がビクっと震えて精液が飛び出していく。それにつられるようにして、佐伯の体も震えた。塞いだ口の間から、籠もった声が漏れる。  イった後の倦怠感のせいで、倒れ込むように佐伯の肩へ頭を乗っけると、後頭部にキスされた感覚があった。  荒くなった呼吸で、目一杯吸い込んだ空気は佐伯のにおいがして、良いにおいだった。  ◆ 「シートベルト、しっかり締めろよ」  車のエンジンをかけながら佐伯に言われ、左上からシートベルトを引っ張り出す。あんまり車に乗る経験がなかったせいで、助手席に座るなんて少しだけ緊張する。     
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