わたし

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男兄弟の長男として育った私 ゆき。近所からはとても優しい子だね お父さんとお母さんそっくりだょー。 父と母は近所でも評判な お似合いカップル一目でも仲良く また困った人を助けると行った 優しい両親 世間の目では。 家に帰ると母がビクビク怯えながら 父に食事を運んでいる。 手を合わせることなく食べ テレビだけを見て会話もなく 兄弟で仲良く話していても テレビの音量を上げさらには うるさい!飯食ったら早く2階にあがれ! 自分中心な人間で 夜な夜な出歩いては浮気や 喧嘩をしそのことで母がよく 警察に頭を下げにいきました。 子供の頃はこれが 当たり前なんだとずっと 思ってた私です。 そんなある日私がご飯を食べ弟たちが 寝ていたのでソファーで座って遊んでいると 母の出した料理が気に入らなかったらしく 小皿を壁に投げつけました。 ええ。もちろん私の座っていた ソファーの壁に 皿の割れた破片が 私の目に入り病院へ直行。 母は怒られたくなかったのか。 私に行った一言は お母さんが悪いって言ってね。 ただずっとその言葉を子供頃の記憶でも 言わされたって覚えてます。 そのあと病院で治療をし 支払いが8千円ほどでした 会計を父としていた時 舌打ちを聞こえたのを今でも覚えてます。 帰った後母は父と姑にこっ酷く 嫌味を言われてました お前がましな料理を作っていれば こんなことにはならなかった! そう文句を言われても母は 泣いて我慢して振り返るとにこっと またいつもの母に戻ってました。 そんなことを繰り返していくうちに 父は職を変え県外で働くことになりました やっと平和な日常が。 そう思っていました。 しかし。しばらくすると 見知らぬ男が怒鳴り込んできて お前のとこの親父が俺の嫁に手を 出しやがった!親父だせや! 当時6年生だった私にはとても 理解しがたく 立ち尽くすのでいっぱいでした 親父おらんのか?そう聞いてきた男 お父さんは4年前から県外で 仕事をしているあいにはきて くれるが行ったことはないから お家はわからない。。。 早口で泣きながら訴えた。 男は 親父がきたら俺に電話してくれやと 伝えて渡された名刺と電話番号 頷くと帰っていった男 泣きながら振り返ると5歳になる弟が 泣いていた。涙を拭ってどうしたん?って 駆け寄ると怖い夢をみたらしい 俺もさっき見たよ。。
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