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「お待たせ、ここじゃなんだから家に行こう?」
私「買い物はもう終わったの?」
「うん、前もって決めてたからね。」
話してるうちに、椋君の家に着いてしまった。
私「おじゃまします。」
「あらあら!いらっしゃい!ゆっくりしていってね!」
部屋に入ると、椋君は真剣な顔をしている。
「かすみ、これからは結婚を前提に付き合ってほしい。」
そう言ってペアのリングを出してくれた…。
私「えっ…私なんかでいいの?」
「かすみ以外考えてないよ。」
私「嬉しい…ありがとう。」
「また泣かせちゃったね、ごめんね。」
私「これは嬉し泣きだからいいの…。」
「安物だけれど、一応はね。」
全然安物なんかじゃないのに…
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