大輪の花
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大輪の花
ここは寒い。とても寒いところだ。 こまかくて硬い雪は片栗粉みたいな音をたてて足の下で
軋
(
きし
)
む。木々や枯れ草は馬鹿みたいにきらきらと輝いている。これは
霧氷
(
むひょう
)
というものらしい。僕は勝手に「氷の花」と呼んでいたけれど。まあいい。
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