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「はぁ、今日も疲れた。」
「そうだねって、羽衣。あんた、ろくに授業聞いてないくせに。」
「そういう薫だって隣でスマホ触ってたくせに。」
「あ、バレてた?」
「彼氏?」
「まぁね。この間、合コン行ったときに幼馴染と再会してさ。そこから付き合うことに///」
「へぇー。」
「羽衣も恋しなよ。そうしたら恋心を曲にできるじゃん!」
「んー、無理だね。私誰かを好きになったことないし。」
「は?」
「それなりに付き合った人はいるけどさ、どれも向こうから告白してきて、別に断る理由もないから付き合っただけだし。まぁ、恋愛に興味が持てないんだよね。」
「あんた、冷めてんねー……。」
私はこの時知らなかった。
もうすぐ、運命の恋をすることをーーーー。
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