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「ありがとう。泣いたら、すっきりした。もう、大丈夫!
明日から、バリバリ頑張る。分かってんの、不調の原因は。
スタミナ、スタミナ不足よ。
『テクニック云々の前に、やるべきことをキチンとやれ!』
先生の言うとおりなのよね。焦りすぎたかも、私」
「あたしも頑張るから、そっちも頑張んな。
ナニをって、ナニ言ってんのよ。kazukoさんよ、kazukoさん。
進展してるの、少しは。デート、したの?」
「うるせえなあ。いいんだよ、俺のことは。デートだあ?
当ったり前よ。俺を、誰だと思ってんだよ」
「あいつ、まるで余裕がないぞ。あれじゃあ、その内潰れちまう。ナニ考えてんだよ、みんな」
「地区大会でのことが、相当ショックだったみたいだな。
いくら中学で鳴らしたからって、いきなり高校で活躍できるわけないサ。」
「だけどさ、kita高の akemiって娘、凄かったぜ。同い年齢なんだろ?」
「akemiと一緒にするのは可哀相だぜ。あっちは、正真正銘の天才だかんナ。という、話だもんナ」
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