Collision!!!!

4/9
前へ
/9ページ
次へ
「まねっこはだめー。いって」 「う、うう……」 「その……勉強してたんだ」 「勉強?えらいじゃん」 「で、隠してた事実は?」 少年はゆっくり左右にスキップした 「その……あれだよ、学年一位になったら……告白するんだっ」 「告白っ!?!?!」 せ、接吻でもするかの近さだ。危ないよ、少年 「ぜったいふられるーーっ! と思う」 「失礼な。分からんだろ?」 「いんや、ふられるね。なぜならあの子はもう……あっ!」 あっ! って嫌な予感がする語尾だ。でも今更何聞いても 「………ききたい?」 「うん」 そうして少年は急にしゅんとして、ゆっくり あの子の事を話し始めるのだった
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加