Collision!!!!

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「そんなあ……なんでそんな………」 「僕に言われてもねえ。僕が知りたいくらいだよ」 少年の話は信じたくも無い真実だった。告白しようとした子にはもうかっこいい男の子が付き合っていて、全国模試でいつも三位以内で、おまけに父親は県議会議員。出来すぎたぐらいに真実だーーっああっ……… 「はぁ……なんだか天気まで曇ってきたね。 キミも早く帰った方が」 「むり……かなしい気分だもん」 勝手に話し出して、悲しい。とは…… 自己中?んーまあこのぐらいの年齢なら仕方なしか? 「………ばかっ」 わっと。風?突然風が?何故? 「余り感情は出すなって言ったでしょうが………ん…ま、たまにはいっか」 窓に……少女? 背中から察するにこの少年と 同じぐらいの年齢だろうか しかし、晴れた。晴れたな 「むぐっ……! あぶないあぶないっ!でもどこいってたのさー?」 「ちょっと刑務所にね。言伝を」 「言伝か~好きなんだね相変わらず……むぐっ!」 「口が軽い………」 晴れたと思いきや、風が止んだ。少女が来て からか
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