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少年は輝いた。意味が分からないが、とにかく輝いたのだ。にっこりにっこり笑って
「こんなもんかなー?どう?」
「うん。大丈夫」
すっと、俺の疲れは吹きとんだ。なんて暖かい少年か。彼が元気だと確かにこっちまで元気になってくる
「お兄さん、こんな時は逆に嫌われてみた方がいいかもよ。 じゃ」
「ばーいばーい!!」
二人の子供は突然、目の前から姿を消した。
夢でも……見たのだろうか
━━あら。 流行りの優等生くん。何してるの
あっ……!しまった! 好きだった人がなんで
こんな時にっ! そうだ
「え……ホワイトボードに?え…えええ!?」
ホワイトボードにでかでかと書いてやった単語は"キミが好きだった"これである
「てかなんで彼氏の事……きゃっ」
彼女のスカートが突然、風で舞い上がって
目の前でパンツが見られてしまった。
白いくまさんパンツ……なんだ
「あ、アンラッキースケベだね……わふっ!」
「ばかーっ!!!死ね! 大っ嫌い!!」
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