1章 転生

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鑑定を使えるようになってから一ヶ月後 僕は相変わらず草ばかりを食していた。 途中からはそこら辺にたくさん生えている木も同じだとわかったのでその日からは僕の食卓には木の皮というスパイスが加わった。なお、木の皮は「神木」だけあってとても硬かったので 削ってふりかけのようにした。 「お腹は減らないけどやっぱり、いや大分飽きたな」 「やっぱり何か他のものを探さないと」 そういえば、自分のことを鑑定したことはなかったなぁ。 やってみるか 「鑑定 自分」 鑑定結果 仙水 亜希人 異世界人 10歳(20歳) Lv 1 HP・・・5678/5678 MP・・・361380/364324 筋力・・・8 防御力・・・12 素早さ・・・9 魔法攻撃力・・・2738 知力・・・78 精神力・・・6 運・・・58(変動なし) スキル 鑑定 「うわ、なんだこれ 。 この世界の基準値が分からないけどMPと魔法攻撃力高くね?運も他のと比べたら高い方なんだろうけど それに知力も高いな、これはこの世界の文明とかの影響なのかな。まだ生き物にすら会ってないけど」 「HPもなんか高く見えるな。 これってこの世界の基準値まで調べられるのかな…マジかー 出来ちゃったよ。 これは万能すぎる話じゃないかな」
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