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後で聞いたら、先生はジジイとババアにも「あっ、ちょっとこっちにいてもらえます?」とか「あっ、今のところもう一回」とか色々注文つけていたらしい。
作業の邪魔をすんじゃねー!!!モラルないのか、この先生は!?一気に嫌いになった。
写真部、気になるのは、男子生徒はまだやる気がある感じが見受けられるが、女子生徒二人は、目が死んでいた。うなだれている。帰りたいオーラが出ている。女子生徒だいじょぶそ??
そうこうして、写真部おいとますることに。
先生「いや〜すいませんね〜長々お邪魔しちゃって」
ほんっっっとだよ、馬鹿野郎!!勝手に撮ってるならまだしも人の手を止めて撮影しおって。農家ヒマだと思ってんの!?さんざん人の邪魔しおって手土産一切無し!?ありえねー!!帰れ!!ボケ!!!
という思いを込めて無言で会釈する。
男子生徒は「ありがとうございました」とニコッ。可愛い笑顔だった。長男のひとつ上の学年らしい。
この子の笑顔に少しだけ癒された。
女子生徒の目は死んでいたままだった。
先生「いや〜、ハジメくん(長男の名)成績優秀だし我が校の期待の星ですよ!道外の大学とか考えてますか?」
雲「先生、わたし、家族バラバラになるのイヤなんですよ〜本人も道内の大学を志望してるみたいなので道内のつもりでいますね」
先生「う〜ん、そうですか…」
先生残念そう。知るかバーカ。
笑顔の可愛い男の子と、目が死んでる女の子二人と、クソ教師のためにお茶とスポドリのペットボトルをあげた優しい私は、ヤツらを見送った。
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