ホオムルウム

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クロキ君は、静かにカーテンを 閉めた。 「ま……………………ま……………………?」 「あ。あ?あ、ああああああああああ!ルイトちゃあああん!あなたのために!………お弁当。作った!あああァ。ママ、みんなのためにお洗濯もの干したり、お買い物に行ったり、PTA……頑張ったり…………あなたが泣く度にご近所さんのご機嫌とったり…してる……………………ううううううううううううううううううううううううウあああああああああああああ?あ。」 「ヒッ…おねえちゃ…たすけ…」 「フフフ…なーにが、『専業主婦は楽でいいですよね?』……………………?ねえ。ルイトもそう思ってるんでしょ。」 「おもってな」 「ママねー。この包丁。みんなにおいしいご飯を作るために研いできタ。           ミ ン ナ ノ タ メ 二 。」 「やめて  ころさないで…………………」 「…………………ママのこと、嫌い?」 「す」     
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