続・おにーさんと資料室*

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 下着越しに盛り上がったところを指でなぞられ、その度に足から力が抜けそうだ…。形を確かめるように何度も周囲を触られて、今まで感じたことが無い刺激に襲われる。痛いような、むず痒いような…刺激が強くて、暴れ出してしまいそうで怖い。 「っあ、やめ、て…!」  上がってきた息のせいか上手く言葉が話せない。それでも必死に首を振って、やめて欲しいってエリオットさんに訴えかける。僕の下半身ばかりを見ていたエリオットさんは、顔を上げると綺麗な微笑みを浮かべた。 「なんで?」 「だ、だって…!」  怖いからって理由を伝えたかったのに…僕を見上げて視線を合わせたまま、僕の盛り上がったそこへ綺麗な顔を寄せられて…思わず言葉を飲み込む。硬くなっている物に頬ずりをして、軽くキスをされると、自身が膨れ過ぎて痛みを覚えた。そんな僕に追い討ちをかけるように、鼻先で僕の物の先をつついた上に、すんと吸われる…! 「ひゃっ、ぁ、ゃだあ…!」  無理やり引きはがすわけにもいかず、エリオットさんの頭へ手をそえる程度しかできない。そんな汚い所を、触るだけじゃなくてにおいまで嗅がれるなんて、恥ずかしさで爆発しそうだ…!  気付けば涙が次から次へと零れていた。みっともなく泣き出した僕とは対照的に、下から見上げているエリオットさんの表情はさっきと変わらない。全てお見通しだと言わんばかりの目が、僕をじっと見つめてきている。 「いーにおいだよ?汗と、おしっ」 「言わないでぇ…!」     
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