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これ以降はよく聞こえなかった。何かを呟きながら、僕の物へ顔を近づけて観察をして…戸惑いもなく直接触ると、くにくにと弄り始める。
「ぁう…?!」
腰が抜けそうな感覚に、上着を掴んでなんとか耐える。恥ずかしいよりも先に、不思議な刺激を連続で与えられて、それどころじゃない。
「痛ッ?!」
突然の激痛に現実に引き戻された。発生源を探せば、僕の物を思い切り下へと引っ張ったエリオットさんと目が合う。更にその下へと視線をずらすと、無理矢理に引っ張ったせいか、先端の方で皮がすこし剥けているのが目に入る。このせいで痛かったんだ…
「悪い、痛かったな」
ちゅっと先っぽへキスをしながら謝ってきたのに、エリオットさんはやる気満々に腕まくりを始めた。これ以上痛いのは嫌だよ…!もうやめて欲しいって首を振って訴えるのに、大丈夫だと腰をさすられた。
「リオは自分自身に治癒かけれるか?」
「で、できます…」
「良かった。じゃあ、もう痛くは無いぞ」
「本当に…?」
「おう。今から、俺がリオをオトコにしてやるよ」
「おとこ…?」
右手で僕の物を握り、左手に魔力をためている。何が始まるのか分からなくって、怯えながら見つめていると…やっぱりさっきみたいに皮を引っ張られた。
「ぃッ?!う、あ…!」
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