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――助かった……のか? なにやら甲高い音が連続して聞こえてくる。 それが後続の車が鳴らすクラクションであると俺が気付くまでに、しばらくの時間を要した。  柏田の場合。 あたいが片道一車線の県道を走っていると、黒いバンが後ろについた。
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