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翌朝、妙に身体が軋んだ。
(もう慣れっこだと思ったが……)
あの後、将之の気が済むまで好きにさせた。
ソファという不安定な場所ということもあり、負担は思ったよりも大きかった。
指をねじ込まれた後、いやだと言っているのに強引に絶頂に導かれた。
知己が射精している最中に、今度は将之のものを迎えさせられて更なる吐精を強いられた。
立て続けの絶頂続きに、知己が覚えているのはそこまで。
気付くと朝を迎えていた。
半分よろけたような感じで、朝食のテーブルに着く。
「大丈夫ですか? 先輩」
知己の様子に心配して、将之は覗き込んだ。
「多分、大丈夫だとは思うけど……。くそ、酷い目に遭わせやがって」
知己は、酷い目に遭わせた張本人を睨んだ。
「すみません。でも……あのガキにばかり優しい先輩が妙に許せなくて……」
「はあ? あんな小さい子にまで、妬くなよ」
知己は朝食を摂りつつ、ため息を吐いた。
(家永相手の異常なヤキモチは知っていたが、五歳児にまで妬くとは……)
「なんでしょうか? これってジェラ期かな?」
「なんだ、それは。太古の時代か?」
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