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知己の中で特別な存在といえば、長きにわたって友情を育んできた家永晃一だ。
知己は、家永の思いを知りつつも親友という友人関係を続けたがる。
家永の方はいつだってウェルカムな状態。
(どうしてこれで一線越えないのか?)
けだもの属性の将之には理解できない。
(以前クリスマスに、面白半分に家永さんを家に呼んだ時のあの様子じゃ大丈夫そうだけど。先輩の大和撫子的性質と、家永さんのお堅い性格のなせる業なんだろうな)
将之は、何故か家永と知己の二人のいちゃつきながらも清らかな関係を見せつけられて、複雑な気分になったことを思い出した。
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