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鈴口の先端からは先走りの液が染み出ていた。
「……ばかやろ」
真っ赤になってそれでも罵る知己が可愛くて、将之は知己の胸を弄っていた右手をするりと抜くと、袴の帯を解いた。
「あ、このやろっ……!」
知己が慌てて抑えるが、時、既に遅く。
袴はあっさり滑り落ち、知己の足下に移動した。
短めの胴着では、知己の腰辺りまでしか隠せていない。
「もっ……」
知己が裾を引っ張って隠そうとしたが、既に猛るものは胴着からはみ出して、その存在を主張していた。
将之が、親指で鈴口を撫で、残りの指で茎を扱く。
「あっ……、ふ、ぅ、ぅぅっ……」
ますます猛る自分のものに戸惑う知己。
「ほら、やっぱり。汗をかいてる」
面白そうに将之が言ったら、ものすごい形相で睨み付けられた。
「これも舐めていい?」
「っ……。いいわけ、……ないだろ……っ。シャワー、浴びてないって……ぁ、ぁ……さっき言った、じゃないか……ぁっ」
「だから、いいんじゃないですか」
「変態っ。……ん、んんっ……」
気丈に罵るが、後ろから抱きしめられ、ぐちゅぐちゅと中心を弄られてはたまらない。
知己の抗議の声に、図らずも喘ぎ声が混じる。
「な、中位っ……、もっ……、そんなにしたら、俺、もたないっ……!」
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