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納得しきれずに、だが知己はベンチに脚を上げた。
そのまま、将之に見せつけるようにゆっくりと脚を開く。
「これで……いいか?」
「膝を持って」
知己の手を、膝の後ろから回し、簡単には閉じられないようにした。
「……やっぱり、変態」
ぼそりと呟くと
「何か、言いました?」
耳ざとく将之が聞きつけた。
慌てて
「何にも言ってない」
と知己は誤魔化した。
「俺はちゃんとしたんだから、……早く、続きを……してくれ」
「続きって?」
「……舐めて……くれ」
上に羽織る黒い胴着は、将之が手を突っ込んだのでかなり乱れていた。
下半身には何も身に付けていない。
そんな状態で両脚を開き、自ら膝を押さえ、トロトロと期待で濡れる中心をさらけ出して、知己は羞恥審に耐えて言った。
「上出来です」
ゆっくりと将之は近付いて、知己の股間に顔を埋めた。
約束通り、鈴口から溢れる蜜を、将之は舌を割り入れて掬った。
「ん……っぁ、ぁ……、ん……っ」
切なそうに知己が眉を寄せ、わずかに腰が引ける。
18歳という年齢を考えれば、セックスも初めてなら、口淫も初めてだと思われた。
ぴちゃぴちゃという将之が舌を差し入れる度に出るいやらしい水音が響く。
それに合わせ、知己は
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