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口からどろりと知己の精液を吐き出して見せると、知己が真っ赤になって
「ごめん……。我慢できなかった」
と謝った。
恥ずかしがる知己が可愛いので
「……いえ」
わざと困ったように短く返事する。
(イかせようと思って、激しくシてたんだからいいんですよ)
将之の思惑通り、知己がそのまま居心地悪そうに押し黙った。
吐き出した精液を知己に見せつけるようにぐちゅぐちゅと片手で捏ね、それを未ださらけ出されたままの知己の後孔に宛がった。
無垢な窄まりにぬるりとした感触が襲う。
「ひっ……、な、何?」
次にされることが分からず、知己は怯えた声を上げた。
ぬちぬちと液を塗り込めるように窄まりに触れていた中指を
「力、抜いててくださいね」
「う?」
後孔にぐぷりと差し込んだ。
「あっ、ぁぁぁぁぁっ・・・・・・ッ!」
知己が驚き、悲鳴を上げた。
だが、将之はやめず、一気に奥まで押し込んだ。
「やぁぁぁっ、中位っ! 抜いてっ。抜いてくれっ!」
覚悟を決めていたものの、初めて後ろに他人のものを咥える感覚に戸惑い、知己は叫ぶように頼むが
「すぐに馴染みますから、我慢してください」
将之は取り合わない。
それどころか、入れた指をぐるっと回して中を掻き混ぜ始めた。
「うあ、ぁぁぁぁ!」
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