第8話余談 疑惑Plus

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 将之の指が、ぐにぐにとそこを確かめるように触る。 「う、ふぅ……っ、あっ……っ!」  触る度に、知己の身体が激しく揺れた。 「な、何だ? あっ……! っ……そこ……?」  そこを触られると、どうしようもなく身体が乱れる。  そんな箇所があるなんて知らなかった知己は、恐る恐る聞くと 「もう一度触ってみていいですか?」  と将之が言う。  知己の答えも待たずに、すかさず触ると 「んっ、は、ぁぁ、ぁっ……!」  と知己がたまらず高い声を出した。 (先輩、気持ち良さそう……)  行為続行の為に将之がやむなく指を突っ込んだのだが、知己があまりに嫌がるのでどうしたものかと思っていた。  だがそこを触ると、知己が善さそうな声を上げる。 (これなら、いける)  そう将之は判断し、二本目の指を差し入れた。 「あぁぁっ……! 中位っ」  圧迫される辛さに知己が呻くが、構わず押し進め、先ほどの知己が甘い声を出す箇所を撫でる。  すると知己の腰が跳ね、 「ふ、ぁぁぁっ、んん……!」  将之を咎めることを忘れて、悦ぶのだ。  いよいよ三本目も挿入。  さきほどと同じ要領で、ぐちゅぐちゅと馴染ませながら進め、知己の悦ぶ最奥を撫でてやった。  知己は、もう文句を言わずに 「ぁっ、ぁぁぁっ……」  と淫らな息しか吐かなかった。     
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