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将之の指が、ぐにぐにとそこを確かめるように触る。
「う、ふぅ……っ、あっ……っ!」
触る度に、知己の身体が激しく揺れた。
「な、何だ? あっ……! っ……そこ……?」
そこを触られると、どうしようもなく身体が乱れる。
そんな箇所があるなんて知らなかった知己は、恐る恐る聞くと
「もう一度触ってみていいですか?」
と将之が言う。
知己の答えも待たずに、すかさず触ると
「んっ、は、ぁぁ、ぁっ……!」
と知己がたまらず高い声を出した。
(先輩、気持ち良さそう……)
行為続行の為に将之がやむなく指を突っ込んだのだが、知己があまりに嫌がるのでどうしたものかと思っていた。
だがそこを触ると、知己が善さそうな声を上げる。
(これなら、いける)
そう将之は判断し、二本目の指を差し入れた。
「あぁぁっ……! 中位っ」
圧迫される辛さに知己が呻くが、構わず押し進め、先ほどの知己が甘い声を出す箇所を撫でる。
すると知己の腰が跳ね、
「ふ、ぁぁぁっ、んん……!」
将之を咎めることを忘れて、悦ぶのだ。
いよいよ三本目も挿入。
さきほどと同じ要領で、ぐちゅぐちゅと馴染ませながら進め、知己の悦ぶ最奥を撫でてやった。
知己は、もう文句を言わずに
「ぁっ、ぁぁぁっ……」
と淫らな息しか吐かなかった。
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