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うつろな目で門脇のなされるがままに、従っていた。
門脇は、躊躇せずに知己のジーンズと下着を取り去った。
白衣とTシャツ、裸足にスポーツサンダルというなんとも無防備な姿にして、理科室の黒光りする実験用机に知己を座らせると、自分は両脚の間に陣取った。
「イきたくなったら、遠慮なくイっていいから。その方が早く体の火照りが治まる筈」
Tシャツでは隠せず、そそり立つものに門脇の顔が近付く。
「!」
(だ、ダメっ……!)
大きな声を上げて制止したかったが、気持ちとは裏腹に声は出なかった。
それどころか、近付く門脇の顔を期待に満ちた目で見つめてしまっている。
「ん、ぅ……!」
先ほどの指淫ですっかり濡れたそれを、門脇は愛おしそうに口に含んだ。
門脇の口の中に、知己の汗と先走りの液の味が広がった。
(先生の……味……)
そう思うと居ても立ってもいられずに、ひたすら貪欲に吸い上げた。
(ダメ! ダメ! ダメ! こんなの……!)
知己の残された僅かな理性が悲鳴を上げていた。
恥ずかしそうに門脇の頭を押さえるが、押しのける力は感じない。
(先生が、俺を拒否していない……。受け入れてくれている……!)
形ばかりの抵抗に、逆に門脇は興奮した。
(も、ダメっ……! ダメ、なのに……!)
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