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居心地悪そうに腰を揺らしたが、誘っているようにしかみえない。
「うん、分かった」
腰を捕まえると、知己がふるりと期待で震えた。
「あっ……」
知己が小さく応える。
これまでの知己との行為ですっかり猛っている門脇のものを、窄まりに宛がうと、くちゅっと卑猥な音を立てた。
（……準備万端だな）
十分に解れているそこに、自分のものを一気に突き立てる。
ずぶずぶと音を立て、門脇のものは知己の狭路を押し広げて収まった。
「はぁぁぁっ、んっ！」
知己は悦んで、甘い声で啼いた。
「ああっ、いぃっ！ あ、ぁぁ、ん……っ」
媚薬の所為か、先ほど達した所為か。
もはや知己に理性の欠片も残っていないようだ。
「あっ、あ、ぅっ……！ あぁぁぁぁっ……！」
門脇の数度の突き上げで、あっけなく知己は黒机の下に白濁の液をまき散らした。
「ふあ、ぁぁっ、あぁぁぁっ！」
それも一回で収まらず、尚続く門脇の激しい突き上げに合わせて、何度も何度も絶頂を迎えている。
（薬、すげえ……）
門脇はそう思いつつ、背中向ける知己を後ろから抱きすくめた。
「ん、あぁぁぁっ」
抱きしめられた弾みで、キュウキュウと知己が遠慮なく締め付ける。
「ん、せ、せんせっ……！」
門脇はたまらず、知己の中に自らの若い欲望を吐き出した。
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