301人が本棚に入れています
本棚に追加
/318ページ
「それとも、前戯が短かったことが不満? もっと弄って欲しかった?」
聞いておきながら、ずっずっと容赦なくその抽送のスピードを上げる。
知己の返事は待っていない。
ただ珍しくこの姿勢で受け入れた知己に、是が非でも「いい」と言わせたくて、将之は攻めの手を緩めなかった。
「はっあ、あ、あ、ぁぁ、んっ……」
腰に回した右手を下げ、そこにある知己の中心を握る。
岐立した先端から欲望の汁がだらだらと溢れていた。
どう見ても絶頂も間近だというのに
「や……、ぃ、やだ……っ」
知己は相変わらず、この体位を拒んでいた。
ここまで強情だと、可愛さ余って憎さ百倍ではないが、どうしても屈服させたくなる。
最初のコメントを投稿しよう!