第4話 門脇推しAVにまつわる話・2

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 門脇が、善い所を狙ってずんずんと突き上げると、 「あぁっ……ダメっ……! そこっ……」  切なそうに知己が声を上げた。 「善いんでしょ? ここ……。どうして、ダメ?」  差し込んだまま、そこをぐりぐりと自分のもので押し上げると、更に知己が 「善すぎて、ダメっ……! もう、俺……」  と腰を振るわせた。 「イっちゃう……から……。蓮とするの終わっちゃうの嫌だ……。だから、善すぎるの、ダメ……」  ぽそりと付け足す。その仕草に (くっそ! 可愛すぎるだろ!)  門脇は尚、そそられた。 「一緒にイこうな、先生」  声をかけると、知己が無言で頷いた。  そして、仕切り直しのように門脇は一度深呼吸をした。  ゆっくりと知己からそれを引き抜く。 「あ、いゃ……、っゃ……だ……」  抜けきってしまうのではと、知己が不安げに言うが、ぎりぎり、抜ける寸前までくると門脇は改めて最奥に突く立てた。 「ああーっ……!」  知己が悲鳴に似た嬌声を上げる。  抜きかけては最奥を突き、また抜こうとしては突く。  門脇はこれを数度繰り返した。 「ぁ……、いぃ……。蓮っ……、蓮……。蓮……っ……」  徐々にそれは速度を増し、やがて激しいピストン運動に変化した。     
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