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門脇が、善い所を狙ってずんずんと突き上げると、
「あぁっ……ダメっ……! そこっ……」
切なそうに知己が声を上げた。
「善いんでしょ? ここ……。どうして、ダメ?」
差し込んだまま、そこをぐりぐりと自分のもので押し上げると、更に知己が
「善すぎて、ダメっ……! もう、俺……」
と腰を振るわせた。
「イっちゃう……から……。蓮とするの終わっちゃうの嫌だ……。だから、善すぎるの、ダメ……」
ぽそりと付け足す。その仕草に
(くっそ! 可愛すぎるだろ!)
門脇は尚、そそられた。
「一緒にイこうな、先生」
声をかけると、知己が無言で頷いた。
そして、仕切り直しのように門脇は一度深呼吸をした。
ゆっくりと知己からそれを引き抜く。
「あ、いゃ……、っゃ……だ……」
抜けきってしまうのではと、知己が不安げに言うが、ぎりぎり、抜ける寸前までくると門脇は改めて最奥に突く立てた。
「ああーっ……!」
知己が悲鳴に似た嬌声を上げる。
抜きかけては最奥を突き、また抜こうとしては突く。
門脇はこれを数度繰り返した。
「ぁ……、いぃ……。蓮っ……、蓮……。蓮……っ……」
徐々にそれは速度を増し、やがて激しいピストン運動に変化した。
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