雪降る洋館に閉じ込められた
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もう一度、「太郎君」と呼び掛けた。だけど返事がない。一体どうしたというのかな? 心配になり心臓がドキドキドキドキと早く打つのが分かった。落ち着いて、落ち着いて、吸って吐いてと深呼吸をして呼吸を整えた。 太郎はきっと大丈夫だよ。そうだよ、大丈夫。 わたしは、浴室の扉に手をかけて勇気をだして扉を開いた。
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