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「そのネックレスを見せるのは、俺だけにしてくれないかな?」
「えっ?」
「それを付けているひかりちゃんの胸元を他の奴に見せたくないから」
「あっ――は、はい……」
そして直人さんは少し考えた後に言ってくれた。
「俺だけのひかりちゃんになってくれないかな?」
「えっ?!」
それって……私……今、告白されてる?
「ダメかな……」
「えっ、いや、あっ……。全然ダメじゃないです」
「ホントに?」
「はい――、でも、こんな――、こんな私なのにいいんですか?」
「うん、もちろん。ひかりちゃんはさ、自分の魅力を分かってないんだよ。でもまあ、そんなひかりちゃんが好きなんだけどね」
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