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誰も知らない
理解ができなかった。
嘘だとも思った。
それは今でも変わらないのかもしれない。
突如として現れるその現象は、私は「受け入れる」ことで事なきを得た。
1人の人間から、全く別人が登場するんだから
誰もが「演技が上手」程度にしか思わないだろう。
しかし私は受け入れ、そんな彼女に引き込まれるように生活を送った。
彼女は「栗谷優香」とゆう。
いつでも明るく、まるで元気とポジティブさで生きているようなライトな女性。
優香はきっと人に対して、不平や不満など決して言わない人なんだと
てっきり思ってしまうが、そんなことはなく
ただドストレートに相手に言ってしまう。
だが彼女はみんなにそれを受け入れられる。
いわば中心的存在なのだ。
誰もが彼女をうらやむところはあるし、ある種尊敬的な目もあるのかもしれない。
そんな彼女の「別の顔」を知っているのは私しか知らない。。
そう。誰も知らない。彼女の本当の顔を。
きっとそれは知らない方がいいとゆうこと。
知ったらきっと私が嘘つきみたいになるだろうし。
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