0人が本棚に入れています
本棚に追加
「アシャが退治してやる!」
え!ど、どうしよう 俺 退治されるの? 不安になる 巨大な頭蓋骨
アシャの脳裏には、先程 読んだ 絵本のぬこ様伝説の・・ぬこ様の大活躍が
浮かんでいた
ささっと!ポッケに入れてたチョークで、大人の魔法使いでも、難しい魔方陣を描く
「にゃにゃんがにゃんんん!!!いでよ!伝説のぬこ、ぬこ様ああああ!」
ふん!鼻息がどこからとなく聞こえて
ぴよ~んと飛んできて 巨大な薄茶の猫が 現れる!
すちゃ!
飛び乗ったのは・・そう
巨大な頭蓋骨の上だったり・・
金色の毛が 黄昏や現れた月の光を受けて
輝く
そして・・まったりと・・頭蓋骨の上でくつろぐ・・
ああ・・まったり
伏せのポーズで 舌先ちょんと出てる
愛らしい・・
し~ん
・・・
「何もしないのかな~」と冷や汗流すリア
「・・・くつろいでるけど?」 ナジュナジュ
ぺろり・・と頭蓋骨をなめてあげた
「!!!!」
ぺろぺろ!
そこはいや~~~~~~!
飛び降りて ポンと 前足で頭蓋骨を蹴飛ばす
あれれれれれれ~~~ええ!
どこかに飛んでいった・・巨大な頭蓋骨
そして・・尻尾や前足で お化けカボチャを蹴飛ばし
飛ばし飛ばし
ふん!鼻息一つ
かわゆらしくも、舌先をちょっと ちょんと出すと
お空の上を ガニマタ歩きでトコトコと走り去り
天高く月のい向かって飛び去った
「ああ!あれが 伝説のぬこさま」
みなが嬉しそうに声をあげてる・・
ぬこ様の活躍?の後で はろおお~うん祭りが始まった
一軒家のような大きなカボチャを刳り貫き お化けカボチャのランタンモードで
雪のかまくらのように
お家のようにして中でくつろいだり
カボチャをかぶり、盆踊りを楽しんだり、 お化けに扮装して お菓子をもらったりしてる
「カボチャパイをどうぞ リア アシャ」
大きなカボチャのかまくら?の中で まったりと楽しむ 三人
満月に浮かぶ猫の姿
それに空に浮かぶ骸骨が そんな にやんこの人達を見守っていた・・。
FIN
最初のコメントを投稿しよう!