問1「深度負荷領域ってなんですか?」

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リンの解説始まり始まり 「深度負荷領域の前にこのハコが広がる事象は知っていますかユナちゃん?」 「ええ、解明には至っていないが領土が広がっているんですよね?」 「そう、ただ領土になるには深度負荷領域の観測、現場で認知しなければならないのです。ハコが広がった痕跡、観測出来ていない場所を【深度負荷領域】と言います」 「なぜ【負荷】と名称に付くのですか?」 「良い質問ですね、ただ観測すれば良いのですがその場所には未知のエネルギー、エーテル体の様な物質が存在します。ただ、それは目には捉えられず、ハッキリとは明言出来ませんが、確かに在るのは私が保証します。そのエーテル体自体が深度負荷領域に入ったものを攻撃する。それが体へ負荷を与えます」 「負荷はどんな影響が有るんですか?」 「そうだねー、今は僕が開発した薬でエーテル体の影響は多少防げるけど、昔は体内の血脈などが暴走したり、破裂したり。肉塊に変化したりと様々だったみたいだよ、面白いよね!」 「全然笑えませんが、やはりリン、あなたはオカシイですよ」 「えー、身体が変異するんだよ、これは何かのメッセージだと僕は思っているね。ユナちゃんに特別に説明してあげようか?」 「いや、深度負荷領域の話だけで十分です。リンの面白いは私たちの中では気持ち悪いに該当します」 「まぁ、まぁ取り敢えず深度負荷領域はそんな感じ」 「それでどうやってその環境下で領土を拡げたのですか?観測方法とか有るのでしょうか?」 「ふむ、そこだよね。僕も一度だけ勉強の為にゲンブ様に同行したことあるけど、大きく分けて二つの観測方法が有るよ」
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