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「まず一つは何かしらの異文明宝物が埋まっている、それが希少価値高い低い関係なく存在し埋まっている。それを手にする事で観測が完了するよ」
「もう一つは?」
「これはまぁ、そこそこ稀なんだけど、不可思議な生物。言わば【魔物】だね。観測史未確認生命体が宝物の代わりに現れる。これの鎮圧さ。やっつければ観測、認知と同じ結果が生まれる。この魔物はゲンブ様に同行した時見たよ。強そうだった」
「へぇ、やはり結構大変なんですね、深度負荷領域開拓って」
「そうだね、今も腕利きのギルド配下のクランしか行っていないよ。有名なクランで行けば【アクシズ】と【ソロモン】だね。今は彼等を中心に観測に向かっているハズだよ」
「勉強になりました、そう言えば、負荷は今はリンの作った薬で防げるとして、それ以前の4神様はどうやって深度負荷領域開拓を行なっていたのですか?」
「あー、それ聞いちゃう?」
「え、マズイですか?」
「マズくは無いけどさ、結構面白い話だよ?」
「はぁ、面白いとはつまらないですね、また機会が有れば伺いたいと思います」
「そっか、じゃあネタを用意しとくね」
「はぁ、ありがとうございます。それでは助かりました、また来ますね」
「うん、じゃね。あ、次のメンテの日、忘れないでね」
グッドサインを示したユナはスッとリンの部屋を出て行った。
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