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第三章 九恩寺市へ 霊の正体は?
因堂氏の回答は また 私 そして 所長を 驚かせるものでした
「そのお詣りした あとで 某ックオフ 古書店にて ある書籍が目に入ったんですよ それは 拝み屋さんにして実話怪談を書いている方のもので そこに 書かれていたことから」と言われ
「白神 涼子は タルパではないでしょうか?」と一言
「タルパって?」
私は知らなかったために 所長 いや 因堂氏 どちらに訊ねるでもなく 呟けば
「人工的精霊 人工的霊体 もしくは 超妄想物質体とでも言いましょうか なるほど タルパの可能性 うううむ」と所長頷き
「因堂さん あなたも実話怪談書かれてると仰っていましたよね もしかして 小説とかも?」
「はい 確かに 拙いものですが いくつか ブログにて 書いています」
「って所長 あのぉさっきの説明じゃあ 私よくわからないんですがぁ」
と言えば 今度は 因堂氏の説明
「つまり 私が 人工的に造り出してしまった霊体 もしくは ただの妄想から産まれてしまったもの?とでも言えるでしょうかね 所長さん」
「実際に存在している霊体か あなたの妄想だけの存在かはまだわかりませんが 白鷺君 この件は お祓いや浄化などでは解決難しい案件だな」
と言って 因堂氏へ
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