第二章 因堂氏の部屋を訪れるもの

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第二章 因堂氏の部屋を訪れるもの

誠所長が 淡々とした表情で「因堂さん まあ 家鳴りなんて 大した害を及ぼすものではないのでして 現に 二ヶ月以上経っても 別に体調とか変わってないでしょう」と言えば 因堂氏 表情をちょっとだけ暗くしては「いえいえ 家鳴りはほんの始まりにしか過ぎませんでした それと 現に 今 私 右目を眼底出血して 右目視力かなり厳しい状況ですけど まあ それは些細なことなんですよ 続きを聞いてください」ト真剣な眼差しで言われた 所長 結構 意外な顔つきで 「まあ 確かに家鳴りくらいで この相談所やって来るって方珍しいですからね では 続きどうぞ」と 話を続けてもらうことに さて では またまた 私 白鷺が要約します
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