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そして これも 二週間くらいで おさまったそうです
が 次は
と話が続きますが「正月過ぎてからですね 夜中と言うか明け方 四時少し前ですがね うちのマンションのベランダに なにがしかが 来てる濃厚な気配があったんですよ」
「気配ですか? 何故 そんな気がしたのでしょうか?」
白鷺 また口走っていたが
答えが 戻って来たら これも 嫌な感じでしたね
「私のベッドは ベランダ側の窓の下に頭が来るように置いてあり まあ その時は 頭の上から 赤い光が射し込んで来たんですよ まず ん? もう朝か?と思うも そんな鮮血のような真っ赤な光っておかしいじゃないですか その光が 足元の冷蔵庫の白い扉を真っ赤に染めて見えて こいつはなんじゃ?って目が完全に醒めたら 光が消えて 暗い闇に戻った訳で そこからが怖かったですよぉ なんですかぁ その窓のカーテンとカーテンの隙間から 視線のようなものを感じたんですよ なんて言うか 獣の眼のような これには流石に ぶるってしまい 毛布被って震えていたら いつの間にか 朝になって その視線は消えていましたがね。」
「っで 朝 ベランダには異変がありましたか?」
「はい 何かが 這っていたような跡が残っていました」
「因堂さん これは結構 大変な案件かも知れませんねえ そいつも 何日か来たんでしょうか?」
「いえいえ そんなのに何日も来られちゃかないませんよ 」
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