0人が本棚に入れています
本棚に追加
彼女に出会うのは、実感はあまり伴いませんが、2回目ということになります。
「あの時」つまり、最初に彼女に会ったとき、彼女は私に「太陽」のことを話してきました。
この世界には届くことのない幸せの象徴。
私が長年求めてきたもの「太陽」。
彼女はこの世界に「太陽の光」が届いていると言います。
その時も、彼女のいうことをさっぱり理解することができませんでした。あるいはやはり、私の目が節穴だったのでしょうか。
然るのち、私は「トラウマ」を発症することになります。
一瞬だったので確信と呼ぶには程遠く、
疑念と呼ぶにも満たないかもしれません。
私はこのことに限って、自分の目の節穴
であることを願っています。
最初のコメントを投稿しよう!