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サバンナをエメドラちゅんと一緒に並んで二人で歩いていると、前方にジャングルと山と砂漠が一片に見えてきた。
「ホントだ、ホントにジャングルと山と砂漠はすぐそこだったんだね」
「ね、言ったとおりでしょう。ガンバリパークは意外と狭いんだ。ほら、あの向こうに見えるのが例のガンバリ図書館だよ」
エメドラちゃんが指を指す方を見てみた。だけど僕には霧と空ばかりで何も見えなかった。
「エメドラちゃんて目がいいんだね。僕には何も見えないや」僕は正直に言った。
「そっかー、グリーンエメラルドドラゴンはとっても目がいいからね。グリーンって目にとってもいいんだよ。でも、便器ちゃんは目が悪いんだね。という事はきっと、目の悪いズルンズなんだね。目の悪いズルンズかーどんなズルンズかなー」
「そうか、僕は目の悪いズルンズなんだ・・・・・・。ねぇエメドラちゃん、目の悪いズルンズってどんなズルンズがいるの?」僕は聞いた。
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