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ギラノ「こんなんじゃいけねぇ!こんなんじゃ…ダメだダメだダメだ!「楽しいパチンコ」が大前提だ!楽しくなけりゃ意味がねぇ!じゃあどうする?」
ギラノは吉沢に囁いた…
ギラノ「何か他の打ってきてもいいよ20くらい回れば…」
吉沢「ああ、はい」
しばらく後吉沢が玉を追加せずに最後の回転を見つめていた…
吉沢「ふぅ~」
吉沢はギラノの方を見ると軽く会釈して「じゃ」とホールへ消えて行った…
苦痛を感じ始めていた吉沢が「他の台を打ってきていいよ」と言われたならば99%他の台へ行くだろう、しかし「いや~、もうちょっと粘りたいすね~」とか「なんか引ける気がするんですよ」といった答えが返ってくるのはギラノの白昼夢の中だけであるのだ…
しばらく後蓮が終わり100回転に満たない吉沢の飽き台に男が座った…お座り一発大当たり。
ギラノ「…く、関係ねぇ、パチンコは完全確立だ、吉沢はもっと回る台で楽しく打った方がいいしな…」
男「10蓮オーバー」
ギラノ「……」
男「2万発オーバー」
ギラノ「………く~!ちょっと待って、胸が、胸が苦しい、何なんだよちくしょう!よ、吉沢どこ行った…」
ギラノはフラフラとホールを歩き出した…
吉沢 恵比寿マスカット遊戯中
単発当てた様子
ギラノ「え、恵比寿マスカット打ってる~フニャフニャ~」
ギラノ自身の台へ戻ると男が二万発オーバーで即やめ、、そこへ吉沢が戻り着席…
吉沢はギラノに「打った方が良い?」的なパントマイムを披露、ギラノ沈黙のまま吉沢打ち始める…
ギラノ
「…こ、このド腐れが!どこ行ってやがった!極潰し!ああ!恵比寿マスカッツだぁ~?強盗にあったんだよ!お前が風俗に行ってる間にな!に、二万発も…!」
ギラノは精魂尽き果てようとしていた、が、実際に吉沢には何の罪もミスもなくあるとすればギラノの判断ミスである、しかし現に吉沢の北斗の回転数及びギラノの北斗の回転数は確実に落ちてきており「もっと他の回る台へ」と言った判断は正解である、この場合のミスはただ一つ、ギラノも回転数の落ちた北斗を捨て他の優良台を探さ無かった事である。が、この時のギラノは冷静さを欠いており完全確立のパチンコに対し突如隣に現れた「THE MEN」のヒキの力へのジェラシーを吉沢に対してぶつけたのである。真に下衆の極みだとここに記しておく…
続く…
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