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7.なりゆき
先生はいつもとなにも変わらなかった
(...昨日の電話のこと
触れてこない)
なんか寂しい...
この日は 気持ちが1日どんより...
先生に会うこともなく家に帰る
(もう寝よう~)
なんだか食欲もなくいつもよりはやく眠りに入った。
🎶~♪~
(ん~)画面を見ることなく着信を開いた
どうせお母さんだろうと思い
「もう乙葉もお風呂入れて寝かしたから大丈夫」
そういって切ろうとしたら
「ははははは、ごめん、寝てた?起こして悪い」
(先生..?先生の声ー 先生!!!!!!!!)
画面を何度も見る
(恥ずかしい..寝ぼけてた)
「どおしたんですか、/////?」
「いや 今日お前元気ないなーと思って」
(誰のせいだよ(´・・`)でも見てくれてたんだ)
「まあお前の声聞きたかった」
「え?」あまりにもビックリして
思わず大きな声を出してしまった
「先生としてじゃなくて一人の男としての話で聞いてくれ。お前が教室に来るようになってからずっと気になっていた。他の生徒にはない何かがあって..落ち着いてるお前といるとなんかほっとする」
「俺は お前が好きだ」
意識が一瞬遠のいた。
「明日また電話かけるな、学校では絶対バレないよう普通気取ってみたけど、演技どうだった?笑 じゃあおやすみ」
私の返事も聞かずに
先生はひたすら喋り続け電話を切った。
え???え???まってまって..!
先生が私をすき??
めっちゃめっちゃ....ハッピーなんですけどーーっ!!!!
はやく明日になれーーーっ
そう思いながら眠りについた...。
なかなか寝付けなかったけど。。。
そしてその明日が来た..
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