ご乱心

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「せっかくだし、やっぱ顔見てえな」 少し考え込んだ後に青が立ち上がり、ベッドの横にある一人がけのソファに座って、来い、と言った。 座った青に向かい合って立つと、体をくるっと反転させられて膝の上に座らされる。 尻に、青の大きさを感じて、早く入れて欲しくて下半身にきゅっと力が入ってしまう。 「あの・・・青もう・・・」 「涼太、見て、前」 え?前? 顔を上げて正面を見る。 目の前には、ライトブラウンのウェーブがかかった髪の、下半身丸出しの女・・・ じゃなくて、これオレだし! しかも下半身丸出してない。パンスト履いてるし! クローゼットの姿見の中の自分の姿に、気分が悪くなる。
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