404人が本棚に入れています
本棚に追加
/179ページ
やめろ…そんな、汚れの無いような目で俺を見るな…!
「…だって、いい大人が…こんな…ミニスカート…」
「? ミレイユの衣装着てるだけだよ?」
「でも…」
「ミレイユが着てるのがミニスカートなだけだよ?そう言う衣装なんだし。あおちゃんが女装の為にミニスカート穿いてるわけじゃ無いよ?」
「そ、そうかな…」
「うん。あおちゃんが着てるのはミレイユの衣装じゃん、普通だよ」
「そ、そうだよな…?」
普通と言われて、無理にでも自分を納得させる。そう、そうだ、これは普通なんだ。啓太がそう言ってるんだ、啓太を信じなきゃな…!
「うん、脱いで良いよぉ。あ、針ついてるから気をつけてね」
オッケーが出た瞬間、真っ先にスカートを床へ落とした。必死に納得しようと頑張ったけど、やっぱり違和感が半端ないっす、ケータ先輩。
◆
結局今夜も泊まる事になって、脱いでるついでだし先に風呂に入る事になった。
勝手にクローゼットを開け、バスタオルやら着替えやらを引っ張り出している俺の後ろで、早速衣装の手直しをし始めた啓太はミシンをかけ始める。
最初のコメントを投稿しよう!