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あんな衣装を人前で着るなんて…俺、恥ずかしくて死ぬんじゃ無いかなって、今更ながら不安が募る。それと同時に、頼まれた時に無理だろと指摘した下半身問題について思い出した。
「なあ、啓太」
「ん~?」
「そういえばさ、ちんこってどうすんの?パンツ丸見えだったよな?」
さっきあのスカートを穿いた時は、俺の黒いボクサーパンツが、スパッツのごとく下から出ていた。と言うか、短すぎて腰を前へ突き出せば、ちんこの盛り上がりが見えるぐらいだ。啓太は相談しとくからって言ってたが…どうなってんのかまだ聞いてなかった。
何気ない質問だったはずなんだが、今まで快調に動いたミシンの音が止まる。
ギクシャクしながらスマホへ手を伸ばした啓太は、無言で画面をタップし始めた。なんだコイツ、シカトか?
もっかい声をかけようとしたタイミングで、バイブの音。俺のスマホ画面が明るくなってる。ベッドへ放り投げてたスマホを手にとって見てみれば、啓太からのLINEだった。URLだけが投げられてるトーク画面。
不思議に思いながらも接続してみて数秒…表示されたWebサイトに動きが止まる。
「…タック、って言うんだって」
「…そう、だな…そう書いてあんな…」
「まあ、画像の通りなんだけど…おちんちんとお尻の間の所…体の中へたまちゃんを埋め込んで…おちんちんを倒して、残った皮で蓋をする、みたいな…」
「う、うん…」
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