4 試し着の夜

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 動揺するのは当然だろ…!そんな、想像も出来ない事が本当に出来るもんなのか、痛くないのか、色々ありすぎて言葉に出来ない。  下着姿でベッドに突っ立ってる俺を見た啓太は、顔を真っ赤に染め上げてスマホごと俺の両手を掴んできた。 「本当に痛くないから!大丈夫、それは俺が保証するよ!」 「でも…」 「お願い、あおちゃん…!おちんちんしまうの、俺も手伝うから…!」 「う゛ぅ゛…」 「ね…!」 「わ、かっ…た…よ……」  俺のバカ…泣き出しそうな顔で腰を曲げて、必死になって覗き込んできた啓太のお願いを、断り切れない…。顔みちゃダメだと分かってるから、わざと目を合わせないようにしたのに…結局は了承の言葉を返してしまった…。  途端にぱああっていう嬉しさを表現した効果音の幻聴がした。けどすぐに、あっ、っていう声がしてそれも止まる。  今度は何だよぉ… 「えっと…書いてあると思うんだけど、これするのに、テープでたくさん固定するんだ」 「…お、おう」 「ほら、テープってさ…ツルツルしてないと、固定しないじゃん…?」 「まさか…」 「し、下のおけけ、剃って下さい…!」 「嘘だろ?!」 「ぜ、全部じゃないよ!?ほら、おちんちん付近の下の方と、足の付け根のとこ!」 「…下の方…」 「あ、あと…その、上の方も…」 「上?!なんで?!」     
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