6 ひみつのとっくん*

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「啓太があんな綺麗につくってんだ…せめて、こんぐらいは出来るようになりたいよな」  何も出来ないんだから、せめてこんぐらいは。  啓太から送られてきたLINEにいつの間にか触発された俺は、こっそり買っておいた医療用のテープと鋏を引き出しから取り出すと、一思いにスエットとパンツを下に下ろす。  練習しなきゃと思いながらも踏み切れなかった所を、今やっと超えれた気がする。  どうしても急所を体内へ突っ込むっていうのに戸惑いを覚える。怖くて中々力を入れられず、昨日はいじくりまわすだけで終わってしまった。  調べたら、鏡を使いM字開脚をするとやりやすいというのを聞き、帰りに百均で大きめの鏡を買って帰る。昨日のように早めに風呂に入って、部屋へ引きこもると、すぐにパンツまで脱いだ。  ベッドの上に鏡をセットして、その前で足を広げて座る。ツルツルの股間が映し出されて、一瞬啓太との風呂場事件を頭を掠めた。  何考えてんだ…!強めに頭を振って邪念を払う。ケツとちんこの間、陰嚢の裏側ら辺を指で押して行くと、言われた通りふにふにしている場所がある。場所を確認してから、金玉へ手を伸ばした。     
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