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コリっと動く睾丸を捕まえると、ゆっくりとその場所へ押し込んでいく。入り口は小さいのか、少し力を加えると、くにゅっと動いてしまって、もっかい捕まえなおしてゆっくり押し込んで…そんな繰り返しが続く。
それをどんだけやったんだろうか…金玉を揉みすぎたせいで、ちんこが緩く勃ち上がってきていた。玉を入れるだけだから、ちんこは関係ないだろって事で、シカトして更に続けてみたけど、快感を拾い始めた体じゃどうも集中できない。
こうなりゃ、仕方ない。一回入れ込むのを諦めて、さっきよりも角度をつけてしまったちんこへと手を添える。
握って数回扱けば、簡単に反り勃つそれ。自分の気持ちいいポイントを押さえながら扱いていく。いつも通りの行為なのに、なぜだか今日はそこまで感じられなかった。
「ッチ…!」
自然と舌打ちを漏らしながら、なんとかイく事に集中しようと目を閉じる。
何か気持ちを盛り立てるものは無いか…そう思って頭を掠めたのは、この前啓太にされた手コキだった。
今まで知らなかった、啓太のいやらしい顔。恍惚としていて、口は半開きで、荒い息をしながらも、可愛いと囁く甘い声。
「ん…ッ、は…!」
ドクと自身が脈打つのを感じた。1回っきりのあの行為を、こうも鮮明に思い出せるなんて…記憶の中だけなはずなのに、啓太に扱かれているような感覚に陥っていく。
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