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17 コスチュームプレイ*
時間にして数秒。じっと見つめ合う俺たち。
それでも、思い出してしまった尿意のせいで、俺の膀胱の限界はすぐそこまできている。その数秒でさえ我慢するのはツライ。便器の前までやってこれたってのに、出せない辛さがここまでだったとは思わなかった…!
「啓太、ちょっと、出て、」
「いいよ」
同意を得られてほっとしたのは一瞬。俺越しに、啓太は便座の蓋を上げると、目の前にしゃがみ込んだ。
「え…?」
「ちょっと待ってね~」
いつもの調子で答えるけど、手はスカートの下へと入っていく。それから、一気にTバック、ストッキング、露出対策用の下着、ついでに俺の下着までずり下ろされた。
「ちょ…?!」
「はい、どうぞ」
「いや、でも…」
「大丈夫、俺に気にせずして?」
「そんな…!」
「ほら、漏れちゃうよ?いいの?」
内太ももを下から上へと指先で撫で上げられ、ぶるっと震えが走る。本気でやばい、もう限界だ…!そんな趣味無いのに…見られるとか、恥ずかしすぎるのに…!
それでも、抑えきれない尿意のせいで俺の腰はのろのろと下へと降りていく。女みたいに便座に座ると、せめてもの思いで両膝を合わせて隠すようにした。
「ほんとに…、けーたぁ…!」
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