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④クレジットカード
しっかり返済しているふりをして友人と接していた私。
なんだかんだ言ってもしっかりしてるよななんて言われていた。
バイト先では頑張って頼りにされる存在。
彼女との時間も作って楽しい時間を共有し。
趣味の集まりでフットサルなんてやってみたりと。
だれも私が借金まみれだなんて思ってもいないでしょう。
思い返して書き残していくと自分が嫌になってくる。
ですが
あのとき友人がスロットを誘わなかったら、
あのとき友人が学生ローンを教えなかったら、
そんなことは考えたことがありません。
スロットも学生ローンもしっかりうまく付き合っていれば
本当の意味で生活を充実させることができたはずだから。
この先もっともっと私は落ちていきます。
時期はうろ覚えですが、当たり前のように留年をした私。
そのころの生活はひどいもので、
スロット→バイト→バイト仲間と飲み→寝る→スロット
ほとんどがこんな感じでしたので留年は当たり前でした。
留年することにたいした罪悪感もなく特に心にも留めていませんでした。
バイトとバイト仲間との時間がすべてになっていた私。
いい意味でも悪い意味でも似たような人がいて
その人の話を聞いて自分なんてまだ全然大丈夫な部類なんて勘違いをしていた始末です。
そしてギャンブル・学生ローンに続いて
さらに私を落としいくものに出会います。
クレジットカードです。
某ショッピングモールにて勧誘を受け
カードを作ってしまいました。
まだ学生という身分だった私。
学生ローンも残っているのになぜ審査が通ったのか。
学生だから最悪の場合親から回収すればいいから通ったのでしょうか。
立て続けに2枚のカードを作ってしまった。
現金がなくても買い物ができる。
ATMに行けば現金が引き出せる。
私のようなタイプの人間が持ってはいけない魔法のカード。
やはりすぐに悪い結果となりました。
口座の残高がないので引き落としができない。
毎月毎月この通知が送られてきました。
なんとか後日直接ATMに行き支払いをして、支払いをすると若干できるご利用可能額。
そのご利用可能額をすぐに引き出す。
その金で別の支払いを済ませる。
そのくりかえり。
まったく減らない借金。
総額200万円以上に膨れ上がっていたような覚えがあります。
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