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徳井「まぁ、とにかくだ。直してくれ!」
加治屋「簡単に言ってくれるなよ。こっちだって仕事はあるんだ。
お前にばかり構っていられないんだよ!」
徳井「お前の所も忙しかったのか?」
加治屋「おかげさまでな。町じゃ受け付けない鍛冶屋がいるらしくて、
高そうな武器や包丁にばかり選んでる噂が程だ。」
徳井「あぁ・・・、確かにあったなぁ。馬鹿に値段が高い所が。」
加治屋「それで、そこで請け負って貰えなかった物がこっちに回って来てるんだよ。
まぁ、こっちはお陰で儲けてはいるんだが。」
徳井「で、どれ位かかりそうだ?」
加治屋「・・・3日後だな。」
加治屋はカウンターに置いてあるスケジュールに目を通しながら呟くように言った。
徳井「・・・しょうがない。ここで売ってる包丁を1本買うか!」
加治屋「へいまいどありぃ・・・」
加治屋はどこか悪い笑みをしていた。
徳井「最初から買わせるつもりだったな・・・?」
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