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徳井「一週間後位かな？町の掲示板に確か張り出してたから行って見てみろよ？」
加治屋「町か・・・ここに転生して以来戻って無かったなぁ・・・。」
徳井「転生して以来って・・・、何の用事も無かったのかよ！？」
加治屋「あぁ、別に愛着も無かったからな。
それに鍛冶屋の弟子を募集してる所が町の外にしか無かったし。」
徳井「それでこんな所に店を構えたのか・・・。まぁ俺はそれで助かってるんだがな。」
加治屋「お前、ついでに見て来てくれないか？どうせ3日ご来る訳だし。」
徳井「お前どんだけ町に行きたくないんだよ？」
加治屋「・・・聞きたい・・・のか？」
徳井「誰も聞きたいとは言って無いんだが？」
加治屋「とにかく頼む、そんなに暇じゃないんだ。一週間後は予定空けとくから。」
徳井「・・・なぁ？その話し方だと俺も一緒に行く様な感じなんだが？」
加治屋「・・・俺って結構人見知りなんだよ。」
徳井「いや、知らんがな。」
鍛冶屋の加治屋、飯屋の徳井
転生した時期も年齢も違う2人がこうして出会い交流する、
こういった事が起こるのがこの世界の醍醐味。
この世界では皆平等に扱われ、皆が同じ様に生活を送って行く。
現世ではあり得なかった事が容易に起こり得る、
そう・・・、それは未開の地では特に・・・。
鍛冶屋と飯屋 終
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