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徳井「そう言えばよぉ、お前ここ来るの初めてじゃ無いだろ?」
2人は湧水が出ている場所で一休みしながら、
徳井が加治屋に問いかけていた。
加治屋「・・・暇な時にたまに。
軽くでも運動しないと体が鈍っちまうんだよ。」
徳井「それでここの場所も知ってたって訳か。
だがよ、ここって店から結構離れてるぞ?」
加治屋「自分でも鉱石を採掘に行くからな。
この辺りの山や鉱山は大体登ってる。」
徳井「自分でも鉱石って・・・、
だからお前の部屋にあれだけ登山の服や道具があったのか?」
加治屋「勝手に見るな。」
徳井「お前にも何か店以外にやりたい事があるのか?」
加治屋「・・・まぁな。まだまだ道半ばだがな。」
徳井「どうやっても教えてくれそうには無いな・・・流れ的に。」
加治屋「その内教えてやるよ。
・・・さぁ、休憩は終わりだ。さっさと向かうぞ。」
徳井「・・・もうちょっと・・・。」
加治屋「駄目だ。このままだとお前寝るだろ?」
徳井「そんな事・・・ねぇよぉぉ・・・。」
徳井はもう既に眠そうな口調で答え、動き出す事を止めようとしていた。
加治屋「・・・・・・・・・おい。」
その後徳井は、加治屋の強烈な叩きで
目覚めをスッキリさせられる事をこの時の彼はまだ知らない・・・。
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